綿100%の防寒着-ユニフォームに最適な業種・職場
「綿100。」
なんかいい響きの言葉ですね。
ちなみに綿は「わた」と「めん」という2つの読み方があり、それによって意味が違ってくるのです。
「綿=わた」 という考え方
綿(わた)の場合は、細かい繊維状のものが集まり塊となったものの事を言います。
例えば、木綿や、羊毛綿も綿(わた)の種類に属します。つまりフワフワしていれば何でも綿(わた)なのです。
広範囲に言えば、お祭りの「わたあめ」や、駄菓子の「わたガム」も綿(わた)になるのですね。
「綿=めん」 という考え方
しかし、綿(めん)と言った場合は意味が変わり、木綿(もめん)の事を言い、英語ではコットンとも言います。
植物の繊維では、日本で最も利用されています。
木綿の特徴は、伸びにくく丈夫であり、吸湿性も優れています。
汗や水分を吸収しやすい為、下着などにも良く使われています。
綿ユニフォームの向き不向き
その他、保温性も良く、肌触りも良く、色の着色にも向いていて、自然な色に着色できるのです。
逆に欠点は、縮みやすい事です。
その為、綿は自宅の洗濯機で洗濯すると失敗する事が多いそうです。
ちなみに、クリーニング店への相談ナンバーワンの素材が綿だそうです。
どうやら、簡単そうで奥が深いのが綿という素材のようです。
職場・作業現場で活躍する綿素材
様々な職場において、綿100%の作業服・防寒着が活躍する業種は溶接などを頻繁に行う造船業・設備業・建築業などがあげられます。
極寒の中寒さの為に精密性を要求される溶接などでは体の水分を保湿・保温する為に、また火傷などの怪我を防ぐ為に熱に弱い化学繊維に代わって作業員の身体を守る頼もしいアイテムである。またガソリンスタンドに石油を輸送する危険物輸送業界においても綿100%防寒は大活躍しています。