HOME 綿100%の防寒着
防寒着と問われて頭に浮かんでくるユニフォームのイメージと、綿100%の防寒着と問われて浮かんでくる商品のイメージとでは、随分と違いがある様に思います。
綿100%は「どてら」のイメージ?
綿100%の防寒着と言われて、とっさに思い出すのは、昔、お爺ちゃん・お婆ちゃんがよく羽織っていた「どてら」と呼ばれていた、腰の少し下までの丈で、綿を入れた広袖の半纏みたいな着物の事です。
最近、都会ではあまり見かけなくなりましたが、雪の多い東北地方などでは、今でも愛用している方が沢山居られるのではないでしょうか。
冬の寒い間、風呂上りに浴衣の上から着たり、部屋着として、又、就寝時には掛け布団の内側にかけて使用したりしていました。
屋外・溶接業作業員用防寒着
次に浮かんでくるイメージとしては、雪の降るなかでの土木・建築現場で働いて居られる作業員の方々が着ている防寒着です。
ボア付きの衿を立て、汗が湯気となって、吐く息の白さと重なって、見かけると思わず、「寒い中御苦労様です」と声を掛けてしまいそうになります。
多分、表生地には撥水か防水の加工がしてあって、内側にはキルティングかアクリルボアで暖かく着れる様になっているのでしょう。
溶接などのシーンも有るので、やはり現場作業員の方々は綿100%の防寒着や作業服を着用されていると思います。
気候や雪の質もそれぞれ…
降る雪も、北陸・上越地方では水分を含んだザラメ雪で、北海道の雪はサラサラ雪だそうですので、ワーキング用防寒ユニフォームとしては当然、表生地に施す加工も、それぞれの地域に合った仕様になっているのでしょう。
お洒落なデニム防寒ユニフォーム
綿100%の防寒着として次に思う浮かぶのは、デニムの防寒着です。
カジュアル感のあるデザインのものが多く、チノパンにデニムの防寒着をラフに着こなしている人を見る度に、何か男のお洒落感みたいなものをそそられます。
着れば着る程、着慣れた風合が出て、擦れて痛んだりしても、力強さのあるダブルステッチと程良い色落ち感とが、たまらなく味わい深く、益々愛着が沸く手放せないアイテムとなるでしょう!!